Into thin Air

山好きの同僚に勧められた本。

都内の書店をいくつか回ったのだけど古い本だし、どこにも在庫が無かったのでネットで注文。ネットでポチッとしてすぐに届くのは便利極まりない。

とは言え、本屋さんでウロチョロして、面白そうな本を探す時間も大好き。


Jon Krakauer著「空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」

1996年5月、日本人の難波康子さんをふくむ12人の死者を出す遭難事故が、エヴェレストで発生した。雑誌のレポーターとしていわゆる「ガイド登山隊」の実態をルポするためこの登山隊に参加、たまたま事故の当事者となり奇跡的生還を果たした著者が、徹底取材をして著した遭難記録とエヴェレスト登山の最新事情。世界的ベストセラー。
Amazonより)

また同じ事故にアナトリ・ブクレーエフという山岳ガイドが遭遇しており、後に「デス・ゾーン8848m」という本を書いている。1つの事故に立ち会った複数の人間からの異なる視点での著書というのも珍しいと思う。こっちも読むつもり。

ちなみにこのJon Krakauerの「空へ」は1997年に発売されたが、後に発売された「デス・ゾーン8848m」の中でJon Krakauerの批判(?)が書かれていて(まだ読んでいないので詳しくは分かりませんけど)、2000年に文庫本にする際に追記として"お返し"を書いているというのも興味深い。

私が買ったのはもちろん2000年度版。