房総練

142km

マコッチさんの房総練にご一緒させていただきました。

4時20分起床、4時50分出発。beanさんをピックアップしてからアクアラインを通りいざ千葉県へ。

メンバーは、マコッチさん、S木さん兄弟(KMC)、id:bean_cyclehorseさんと私の5名。5名中、4人がTimeの車両(RXR、World Star x2、Edge Pulse)、3人がS木で同じ苗字、そして全員がTimeのペダルというかなり偏ったメンバー構成(笑)。

集合は南房総鋸南町。ここから房総半島を南下して外房に回り、鴨川のあたりから半島を横断して内房に戻ってくるというコース(だと思う)。

まったく土地勘がないのでマコッチさんに引いていただく。風も強くずっと先頭固定は悪いので途中、先頭に出る。S木さん兄弟が、「風が強いので回していきましょう」と声を掛けてくれてローテ開始。が、やはり徐々にペースが上がっていってしまい、一定で走れず。。。後に聞いたところ、私がペースを上げてしまったらしく・・・反省。

途中、刺激を入れるべく、1分ソリア、2分ソリア、30秒ソリアを1本実施。私達は後ろなのでメディオ位だけど、十分にキツイ。1本目は2番手にいたものの、あやうく中切れを起こしそうになってしまい、それこそ死ぬ気で踏んだ(笑)。

それにしても海も山もすぐ近くにあり、信号はほとんど無くとても良い練習環境。走りながら何度みんなで「良いトコだな〜」と話したことか。

とそんな時にアクシデント。道が広い道路で二列縦隊で話しながら走行中、二列目左側(つまり歩道側)に私はいたのですが、とある障害物に左足を激突! 一瞬グラつき、立て直したところにもう一つ障害物が。左足の甲を強打したものの転倒は免れた。脚は少しの間痛かったけど5分もしたら問題なくなりました。 

80kmほど平坦基調の海岸線を走行してからは横断するべく山越え。マコッチさん曰く、「まず2級山岳、その後に1級山岳が控えている」とのこと。

ここで初のトイレストップ。5分位。ダラダラと登り、平坦になったり下りながらも登っていく感じは雛鶴みたいかな。雛鶴よりはずっと短いけど。なんとか2級山岳は無事クリア。

1級に入った(と思われる)辺りから徐々に勾配が増していき、前方に見える坂を見ながら"あ〜、キツイ。"と考えていたら「左折しま〜す」との声。ここから更に一段とキツいよ・・・(泣)。

しばらくしてマコッチさん、S木さん弟と私3人になる。

マコッチさんは超がつくほどダンシングを多用。S木さん弟さんは長い手足(背も高い)でクルクルとシッティングしているイメージだったけど案外ダンシングしていた。自他共に認める"ダンシング下手くそ"な私は、ここぞとばかりにY下さんに伝授していただいたダンシング理論の中から、中央重心ダンシングをマスターするべく探りながら走行。

が、探りながら登れるほど甘い坂ではなく、途中から無我夢中で登る(笑)。一瞬平地になったところからの登り返しでS木さん弟が千切れる。イケるところまで付いていこうと思うがヘロヘロ。どこまで続くか分からないマコッチさんのダンシングを見ているとどんどん精神的に追い込まれていく(たぶん下から上までずっとダンシングだったと思う)。私も無い力を振り絞ってなんとか食らい付いていくが、ラスト数百メートルのところで切れてしまった。あと少しだったのに。。。

頂上で全員合流後は、滑りそうな路面に気をつけながら下る。ここから平坦基調に戻り、休憩場所の道の駅まであと10km位、というところでこの先にある○○という看板までレース形式で走ろうとの提案が。

ルールは簡単。誰と組んでもOK。ゴール地点の看板を先頭通過がWinner。逃げても良し、後ろで脚をためても良し。

マコッチさんはbeanさんのアシストに回る(と聞こえた)。この時に前方にいたS木さん弟と「逃げたいけど10kmだしな〜。二人で飛び出ます? どうします?」なんて話していながら交差点へ。ちょうど私とS木さん弟が曲がったタイミングでトラックが間に入り、後続はストップ。それを見た私達は・・・当然"逃げ決意"。二人でローテしはじめるものの風が強くてすぐに泣きが入りそうになる。逃げる選手ってキツイな〜と思いながら走っているとここまでほとんど信号が出てこなかったのに絶妙なタイミングで信号が出てきて、おまけに赤でストップ。当然、吸収。というか、後続に泳がされていただけだけど(笑)。

しばらく集団で進んでいたところ、先頭ローテをしたタイミングで"なぜか"振り向くと私が20m位飛び出ている。すぐに"泳がされている"と思ったけど、逃げたい私はあと3km位単独で持続できるペースで踏む。

・・・と、いきなりピューッとかなりの速度差で私を抜かしていく! ここまですでに100kmをノンストップで走り両脚にはたっぷりと疲れがたまっていて両太ももをピクピクさせながらモガいてなんとか最後尾に連結。ふぅ、危なかった。

前を見ると"チェッ、切れなかったな"みたいな顔をしているマコッチさんとS木さん弟。完全に"私を切ろう"としていたな(笑)。

そんなお楽しみの後は道の駅で休憩。ここまでで110km位。大きなハンバーガーでエネルギー補給してから再スタート。

緩いアップダウンを繰り返しながらみんなでゴール。

マコッチさん、beanさん、S木さんご兄弟、とても内容の濃い練習ができました。ありがとうございました。また宜しくお願いします。

充実感にひたりながらシューズを脱ごうとしてシューズカバーを外したらシューズがこんなことになってました(冷汗)。少し脚首がスカスカすると感じた訳だ。


ただ話はこれで終わらず、シューズがぶっ壊れた私にbeanさんが不要になったシューズをくれるというのです。帰りに見せて頂いたら、こんなにキレイなTimeのシューズでした(嬉)。ソールにはDMTのマークが入っていて、DMTがOEM供給しているんですね。
これぞ怪我の功名ってやつだ(笑)。ありがとうございます。大切に使わせていただきます。


帰宅後はKMCの飲み会へ。居酒屋を2軒はしごして〆に美味しいと評判のラーメン(私はあまり好みではなかったな)を食べてから0時帰宅。