Bikenavi ひたちなか 7時間エンデューロ

7時間ソロ DNF

Bikenavi が主催しているひたちなかエンデューロへ会社のメンバーと参加。同僚達は4人チームで7時間エンデューロに参加。

私はソロで。今までもてぎエンデューロで4時間に参加したことはありましたが7時間という長丁場は初めて。

■準備編
今回用意した補給は下記。

  • パワージェル(梅味)x5
  • 薄皮あんぱん x3
  • 塩ようかん(小) x5
  • チョコレート
  • 塩あめ
  • ドリンクは麦茶ボトル x2
  • クエン酸ドリンクボトル x1

ドリンクはボトルケージに2本と背中のポケットに1本。足りなくなった場合にはチーム参加しているメンバーに補給してもらうことにしていました。
ジェルボトルを忘れてしまい、1個1個を食べるたびに開けなくてはならなくなってしまったのは失敗。

早朝4時に会社の同僚にピックアップしてもらう。その後、大阪から単身赴任している同僚を会社近くで拾う。都内某所を出発したのが5時20分位。快調に高速道路を走り(私は寝ていたけど)ひたちなかには6時30分に到着。コンビニで朝ごはんを買っていたら一緒に参加する知り合いとばったり合流し一緒に会場入り。この頃からパラパラと雨が降ってきてテンションが下がる。

現地に入り準備をし始める頃には本降りになってきた。テントから出れないくらいに降ってきて、DNSの文字が頭をよぎる。まあせっかくお金を払ってここまで来たのだから練習の気持ちで走ろうと切り替えました。

ちなみに今回の自転車はもちろんTime Edge Pulse+Easton EA90 Aero。ってこの組み合わせしか持ってない(笑)。


■レース編
雨は止むことなく降り続いている。9時10分から試走開始、10時にレーススタートなのであまり時間に余裕はないので試走開始とともにコースイン。コースの印象としては"周回コースから左右と上りながらのクランク"と"登り手前の右ヘアピン"がちょっと危ない感じ。

試走を終えたらそのままローラー台で20分程アップ。10分前にはスタートラインに整列開始していて7時間の部の前から3列目外側あたりを確保。

ローリングスタートでコース半周くらいは先導バイクがついているのでペースはゆっくり。その間になるべく前へ進みます。

先導バイクからレーススタートのフラッグが振られて一気にペースアップ。先頭から5台あたりをキープしながらローテーションに入る。タイミング良く1周目のピット前をトップで通過。応援に来てくれていた同僚達もまさか先頭で帰ってくるとは思っていなかったらしくテンションが上がったようで気持ちよかった。

その後いったん集団の後方へ下がり回りを良く見ると、集団前方は4時間組が多く、7時間組はやや後ろに位置取りしている様子。その中でもなる○まの人が5〜6人いて集団をコントロールしている感じ。あとはチームはバラバラな感じ。

しばらく集団後方にいたのですが、コーナーの度に前との差が開き、その差を埋めるためにペースを上げないといけず、さながらインターバルトレーニングで至る所で脚を使い疲れるのでなるべく前をキープするように心がける。とは言え、みなさん考えることは同じようでなるべく前に行きたがるので油断するとすぐに集団中ほどから後方へ下がってしまう。集団内での走行は難しい。

まだ集団が安定せず、回りからは「○○(チーム名)真っ直ぐ走れよー!」「ちゃんと、前引けよー」などと怒号が飛び交う。

1時間経過したあたりではまだ余裕あり。集団内にスキップのジャージを発見しエントリー表でA原さんだと分かっていたのでご挨拶させていただく。Colnago EPSにRacing Speed(だと思う)はカッコイイ。集団の方は4時間組の人達(主に5人程度)がローテーションしている感じ。

だいぶ雨の走行も慣れてきた頃に右ヘアピンで落車。おそらくコース上で一番遅くなる所で低速でのスリップダウンだったようなのですぐに起き上がろうとしている人に「動くなー!」「止まってろー!」という声が飛び交い、二次災害も起きず無事通過。どうやらすぐにその方も集団復帰したようです。

1時間に1個のペースでパワージェルを摂取し、雨であまり喉が渇かないとは言っても30分に1度はボトルの水を口にするようにしていました。ボトルの口は砂利でグチャグチャだけど気にしてられません。

そこそこのペースで集団は進み、2時間経過。まだなんとかなってます。3時間の部の人たちはそろそろ動くのかな〜と思っていたけど動く雰囲気はなし。

またクランク立ち上がり(やや逆バンクになっている)でも落車発生。さらに左に緩く曲がりながら登るコーナーでなる○まの方が単独落車。うーん、単独落車が多い。

3時間経過2分前にコントロールラインを通過して3時間組のFinal Lap。とは言え、半分くらいは7時間組なので、ほとんどペースは変わらず、コース半分あたりから3時間組を前に出して7時間組はやや離れる。後ろから見ていたけどみなさん最後のゴールスプリント勝負の覚悟のようで最終コーナーで場所取りが行われコース幅一杯に広がってのスプリントしてました。

レースの方は3時間組が居なくなり集団も人数が減りました。なるべく先頭付近をキープしようと前のほうでローテーションに加わります。が、この辺りで立ち漕ぎをすると太腿がピキピキと攣りかけていることに気づく。なるべく温存するべくサドル後ろに座り腹筋ペダリングを心がける。

そこで腹が減ってきていることに気づく(汗)。確かに1時間に1個パワージェルを摂取していたとは言え、消費カロリーに比べればまったく追いついていないし、固形物はほとんど食べていないのですから、こりゃいかん、と集団後ろに下がり羊羹と塩あめとチョコレートを急いで摂取。食べてから2周位したら脚の痙攣も楽になってきたのでやはり補給は大事。

さてまだ半分だな〜なんて考えていたら、右ヘアピンで後続車にリアホイールに接触され軽く落車。幸い低速だったし雨で路面が濡れていたこともあり滑っただけって感じ。で、すぐに起きて前後ブレーキとホイールが回ることを確認。ブラケットがやや内側に入っていたのでグイッと広げて集団に戻ることを考えて再スタート。

走り始めて・・・・・・・・リアが変速しない(汗)。ガチャガチャやっても変速しないので止まってRDを見てみたらシフトケーブルが切れている・・・(泣)。RDにちょっと傷がついた程度でフレームも傷ひとつないし一体どうやって切れたんだ??? ゆっくりとピットに戻りDNF決定。

結果としては残念なDNFとなってしまいましたが、おそらくアクシデントが無くても集団からは千切れていたと思います。まだまだ7時間ソロで戦うレベルには達していないことははっきりと分かりました。

もっと練習して集団内での位置取りやポジションをキープするテクニックと脚力を習得してロードレースの楽しさを味わいたいと思います。

スキップのA原さんはトップとタイム差なしの2位表彰台。おめでとうございます。