ツールド沖縄3日目
ツールド沖縄2011 210km 83位
スタートは前から3列目くらい。
去年は初めて参加したこともあって集団についていくのに必死であんまりコースも覚えていなかったのだけど、今年は余裕をもって走れていた(気がする)。
序盤は無理せず中盤あたりをヒラヒラ。
20km地点あたりで5人前辺りで落車。前の人たちの動きを見ながらブレーキして停車できたと思ったら後ろから突っ込まれる。この時ハンドルに右太ももを強打。
前後輪が問題なく回る事を確認してからリスタート。
前を追うべくダンシングで加速して座ろうと思ったら、なんかサドルが変。。。下見たらサドルが45°くらい横向いてる。。。走りながらガンッガンッと叩いてなんとなくまっすぐな所まで修正するも高さも下がってしまったみたいで漕ぎにくい。
しばらくは打ちつけた太腿の痛みを我慢しながら後ろで後方待機。青く腫れてきていたけどアドレナリンのおかげか痛みは薄れてきた。けどサドルが下がった事の方が重大で脚を回しにくく踏み踏みになってしまう。
何人かにアーレンキーを持ってないか聞いたけど、背中に工具を入れてツールド沖縄210kmを走る人がいるはずもなく修正できず。そもそも運よく借りれたとしても一旦止まって修正してから再度集団に合流できたかどうかは分からないけど。
1時間半経過あたりでイナーメな数名がとまってトイレタイムしているので便乗させてもらう。ここでベルマーレJPTのサイトウさん(Team UKYOでエントリーしてた)も一緒に止まったのでタカオカさん、ハシモトさん、マコッチさん、コウさんと6人で集団追走。問題なく合流。
ここからハシモトさんがタカオカさんを引き連れて集団右側をスルスルと上手い事あがっていくのでここでも便乗(笑)。
1回目の登りが始まる頃には位置取り争いも激しくなってきて気が抜けない。が、慣れないポジションで走ってきたせいか、既にふくらはぎが痙攣。。。まだ70kmしか走ってないのに脚を攣るなんて初めての経験。
1回目の普久川の登りは無理をせず、一定ペースで登る。
MS97ヨシオカさんと近い位置を登りながら、「男優は先頭集団に着いていけてるかな〜」なんて考えていたら後ろから男優登場!? 登り口での位置取りに失敗して後方から登り始めることになってしまったらしい。もったいないな〜。
チームちゅなどんのアイちゃんにボトルを貰ってから、下りをかっとんでいって10人くらいのパックが出来上がる。
この中に男優はもちろんなるしまのタローさん、マスケンさんもいて安心。でも登りでペースをカチ上げる輩もいて、そういう人はどうせ勝手に落ちてくるから放置。一定で走れる人間でローテ。
すると前に同じくらいの人数のパックがみえてだんだん近づいてくる。徐々に差を詰めて行って合流。この集団にマコッチさんがいたのが意外。
半島北側を進む頃には太腿も攣ってきてツライ状況。もはやあとは我慢するだけ。
2回目の普久川中盤で集団を見送る。心臓はまだまだ余裕なのだけど脚がいう事を聞かない。クッソーッ。一瞬やめようかとも思ったけど、1年に1回しかない沖縄を自分からやめることはしたくないと自分を奮い立たせる。
同じ頃に切れたピンクのジャージの方と2人で回していく。
高江にはいるあたりで案の定集団の中で登りの度にペースをカチ上げていた人が落ちてきて合流。同じ210kmなので「一緒に行きましょう」と声をかけるも、登りでモガイて下りで脚を止めるという走りをする人だったので放置。すぐに消えていった。
この頃には前から落ちてきたり後ろから合流してきたりで15人ほどの集団が形成。でもローテは回らない。
たまにローテに加わって、永遠に続くのではないかと思えるほどのアップダウンをこなしていく。この頃にはシッティングで登れないのでダンシングでごまかして走る。
それでも徐々に人が減っていって10人程で羽地ダムへ。ここも各自が似たようなペースでしか登れないのでたいしてバラけず。
この辺で前の集団に乗っていたMS97ヨシオカさんの背中が見えて気合が入る。
みんな下りが遅いので先頭で突っ込む。後ろから2人だけ追っかけてくるのが見えたのでちょっと緩めて合流。
トンネル内でヨシオカさんに声をかけて乗ってもらう。
川上を曲がったところからヨシオカさんが男1本牽き。結局後ろから5〜6名が追いついてきたけどローテを回す人間は3人。
そのまま最終コーナーを曲がってラスト2km。
牽制入りまくりなので、ラスト1kmで右端から飛び出すもラスト200mで撃沈。
打ち上げはホテル内にあるBBQバイキングで飲み放題。
気持ち良く酔っぱらったなぁ。いつものことだけど。