3日目

3days 熊野 3日目
太地町大会/太地半島周回コース 9.6kmx5周  20位


1日目、2日目よりも酷いドシャ降り。

受付前に1周クルマでコースを試走。道幅狭い所、コーナー途中のグレーチング、下りの路面の悪さを確認。

準備していると、6周予定が1周減らされて5周回へ変更とアナウンスが入る。

雨男で、距離が長い方がいい私は内心ちょっとガッカリ(笑)。


並び位置を失敗して集団真ん中あたりからのスタートになってしまう。

対面通行のところもあり、道幅が狭くなかなか前に上がれない。

登りで前から20番手あたりまで上がり、下りはじめると中切れ。コーナー立ち上がりも多く、一列棒状というかブチブチ切れている。

前で展開していない自分が悪いのだ。

前にいたイナーメの方、後ろから合流したBREZZAの方、Fast LaneのF屋さんとコース半周くらい回してなんとか連結に成功。ここが一番キツかった。

登り手前でちょっと集団のペースが緩んだところで追い付くも、すぐに登りなのでヤバイかな?と思うも大したペースではなく集団で登りきれた。

そのままこの周回は集団真ん中で休む。

そして3周目には山岳賞が設定。実は結構狙っていたのだけど、左から捲ろうとしたら前が行き詰まってしまって争いに参加できず(泣)。

下りが遅い人がいると中切れというレベルではなく、前が見えなくなるほど差がついてしまうので厄介極まりない。

4周目に前が逃げている事に気付き、合流するべくシェルボ奈良の方と飛び出て回すも集団に吸収される。

5周目の登りを終えたところでFast LaneのF屋さんが前にでてきて、「ブレーキがダメなんで下りまで牽きます!」と先頭でゴリゴリ牽き始める。

ツキ切れしそうになりながら、F屋さんが離脱し、集団に3名いるエカーズがカウンターアタック。エカーズは3日間総合で表彰台がかかっている子の為にチームで動いている印象だった。(本当のところは知らないけど)

ここで行かせる訳にはいかないのでまたもシェルボの方と追走・吸収。

ラスト2km地点ほどで前を走る救急車に塞がれてペースダウンを余儀なくされる。

抜いてから踏み直すも後ろからドッカンドッカン抜かれてゴール。




で、最終周回に出現した救急車にはチームメイトが乗っていたことが判明!

ブレーキがきかずコーナー曲がり切れず5m下まで落下したらしい。幸い落ちた所が土で擦過傷と打撲程度で済んでよかったけど、大会本部からアナウンスが入った時は焦った。

紀伊半島をさらに20km南下した串本町の病院に運ばれたのでピックアップしてから帰路へ。



3日間通して雨が降り続けたレースとなってしまったけど、落車もなく無事に帰ってこれて良かった。

残念ながら落車してしまったチームメイトもいたけど怪我もたいしたことがなく、走り続けられたし、ひとまず良かったかなと。

それに熊野観光で世界遺産も見れたし、朝から晩まで自転車三昧で楽しい遠征でした。

また参加したいレースが増えた(笑)。