東京都クラブ対抗ロードレース第一戦

Cクラス　3位

■準備編
4時に起床して窓の外を見るとすでに雨。でも現地に行ってみないと分からないので雨でも頑張ろうと思い、4時15分出発。東名から小田原厚木道路に入るあたりでバチバチと大粒の雨が降っていて、頭の中に中止の文字がよぎる。が、熱海を過ぎたあたりで雨はほぼ止み、雲の切れ間から太陽がチラチラと見えてテンションもアップ。

6時過ぎにCSCに着くと私が3台目。早く着きすぎたので車中で仮眠。まわりが騒がしくなってきた頃に起きて準備開始。

8時15分〜45分に出走サイン、レースは9時03分スタート、のタイムスケジュールなので、サイン後に1周試走する時間も考えて、7時45分からローラー開始。あいにく雨が降っているので屋根のある所（バス停?タクシー乗り場?）でローラーしてました。湿度が高く汗ダクになりながら45分ほどアップ。

荷物を片付けていざ受付へ。受付でサインをして参加賞の靴下と出走者リストをもらう。
こういう時にヘルパーさんがいるとカメラとか冷たい飲み物とか預かってもらえるんだろうけど、私はかわいそうに一人で参加だったので、このとき受け取った参加賞の靴下はレース中も背中に入れて走りました（笑）。

その後、1周だけ試走。
前回JCRCのレースの時とは逆回り（今回は右回り）で、今回の方が登り区間は緩い分だけ長くて、逆に下り区間がクネクネとテクニカル。雨だから余計に怖い。

1周終えたところでちょうどレーススタート5分前のアナウンスが入ったのでトイレに行って念のためにウィダーインゼリーを流し込んで準備完了。我ながらアップの時間調整が上手くいったからスタートから体は動くはず。

■レース編
スタート1分前にオフィシャルの方が「パレードスタートで二号橋まで先導車がつきます」とのこと。スタート位置は前から二列目の真ん中あたり。雨のレースだから落車などに巻き込まれないためにも、少し脚は使うけどなるべく前で走ろうと決める。

そしてスタート。

どうやら先導車を抜かしてはいけないという事を分かっていないらしく外国人の方がガンガン踏んでる。
先導車からは追い抜き禁止の意味であろう旗を振っているけど左側後部座席から振っているだけなので右コーナーでは全く見えない。私は冷静に二番手をキープ。

下り終えたところで、先導車からレーススタートの旗が振られる。
ここから一番長い登りということもあり、みんなが一気に前に来る。周りを見ると、スプラッシュな方が2〜3名、オーベストな方も2名などなど。あとはJCRC群馬で元気だったパインヒルズの若者（たぶん違う子だと思うけど）もいる。

と、スプラッシュの一人がアタック。仲間がうまいこと集団の前を抑えているので先頭との差が広がっていく。こんな1周目から逃がしたくないし、あわよくば私も逃げたいので、追走。前を追いかけながら"二人同じチームで協力すればエースとアシストの役割ができるから楽しそう"なんて思いながら。

2周目の入りは4〜5番手あたりで通過。ここまで常に先頭から5番手以内をキープして走れている。ヘアピンで私のすぐ後ろにいた人が落車。路面をすべる嫌〜な音を聞きながら私も気をつけようと気を引き締める。

2周目の長い登りの入り口で後ろを見るとやや人数は減ってきているけどまだ多い。ちょっと回りのペースも遅くなってきていたので、中腹からアタックしてみた。反応してきたのはスプラッシュの方1名。この方、お強いです。特に下りのライン取りが綺麗で速いので安心して一緒に走れました。

ちょうど二人で抜け出した形になったので"一緒に逃げませんか?"と聞こうかと思ったけど、彼には献身的に尽くすチームメイトがいたので協力してくれないだろうと思いやめた。でもいま考えると私が登りで前を引き、彼に下りを引いてもらいペースを維持すれば逃げれた気もするからレースは楽しい♪

3周目にはいるホームストレートの登りで、後ろを振り返り集団を見るとだいぶ減ったのでまあアタックの意味はあったかな。

3周目もまた落車があった。みんな雨にも慣れてきて、レースも終盤に入ってきているのでだいぶヒートアップしてきている様子。イケイケになっているのでなおさら危ない。

ラスト周回に入ったところで同じクラスは7〜8人位。一つ目の登りを登り切るところで私の後ろで2車身くらい空いたのを見て一気に踏み倒し、今日一番のダウンヒルで後ろを切断。

勝負所の登り（イメトレで最終周回のここでアタックすると決めていた）で集団は5人位。スプラッシュの一人はアシストのようでエースを待とうと先頭に出て、ゆっくり登ろうとする。私はスプリントでは勝機が薄いので逃げたいので横に出てペースアップ・・・するときっちり反応して逃がしてくれない。そりゃ、そうですよね。

あとは下り一つとゴール前の登りだけ。

下りは二番手でラストの直線に入るが、私は絶対にスプリンター脚質ではないので後ろ二人に交わされて4番手に。アウターのままもがいて何とか最後に一人を抜き返して3位。

いやー、疲れるレースでした。でも今日は自分から動けたし、内容的には満足なレースでした。

↓賞状