ひたちなか

Bikenavi 春ひたちなか 7時間ソロ 2位 / 59周 256km

なかなかロングを走る時間がとれないので、練習も兼ねて7時間ソロにエントリー。

自転車はじめてすぐに仲間とチームで参加したこともある思い出のレースということもあるし。その時は3人か4人でチーム組んで走っていたのに、ソロで走っている人たちにバンバン抜かれて悔しかったというよりは驚いたという印象しかないレース。

そのあと、一度(2009年かな?)7時間ソロに出たのだけど、雨のレースで3時間半くらい経った頃にヘアピンで後ろから突っ込まれてDNFしたことも。

実は今回、モリコロでイナーメが1,2,3位独占、マコッチさんがもてぎ7ソロ、タケダさんもクロモリ選手権で優勝、ナベッチさんは軽量級ながら利根川TTで入賞、そしてカトチェがもてぎ3ソロで優勝と、練習仲間やチームメイトが続々と良い結果を出しているので、私もなんとか勝ちたいと思っていた。


朝3時過ぎ起床、ゆっくり朝ごはん食べて荷物積み込んでからちょうど4時に出発。

首都高〜常磐道北関東道で2時間ちょっとで到着。

会場に着くと実業団などとは違い、ほのぼのとした雰囲気。

自転車を準備してから2周試走。前々日は完全休み、前日は近所をサイクリングしただけなので脚に疲労はなく調子も良さそう♪

スタート地点でみたことあるジャージや強そうな人をチェック。アクアタマさんが1人、エンデューロに自信ありそうなELA?さん、あとは茨城?の自転車館カワサキというチームが4〜5名エントリーしているけど、ほとんど3時間の部。

この時点では7時間ソロの参加者を見つけられず。。。


そしていざローリングスタート

今日はとにかく前半から積極的にいくことが目標。それにヘアピンなどキツイコーナーが何箇所かあって苦手なインターバルがかかるので脚を使ってもいいから前で展開。

3時間の部にまじってローテに加わる。牽いているのは常に6〜7人。

1時間ほど走ると先頭集団は30人くらい?

6分30秒くらいのペースで走り続けていると、3時間の参加者から「7時間ですよね? 無理しないでください」と忠告をいただく。

ん〜、あんまり無理してるつもりは無いんだけど、たしかに7時間ソロでローテに加わっている人はいないな〜と一度集団後方に下がってみる。

7ソロは自分いれて4人。その中に「黒澤軍団」と書かれたオレンジ色のジャージの方が。。。横に行って、はじめましてこんにちは。

3時間の部は1時間半経過頃に3人逃げ、ラスト40分ほどで吸収され、もう一度5〜6人の逃げが形成される。勝ち逃げのにおいがプンプンするので、展開に絡めない7ソロ参加者は「ほら、決まっちゃうよ〜、いけー!ブリッジかけろー」とクチで応援。

3時間が終わると、コース上はガラガラ。7ソロ4人であと4時間はつまらないね〜といいながら、周回遅れの方々を「一緒に行きましょう!」とナンパして吸収しながら行くも千切れていってしまい、結果3人に。


4時間半ほど経過したあたりでReady Go Japan の監督が統率をとる第二集団をLAPして合流。


この辺りで水がヤバイことに気付く。ジャージ2枚重ねでボトル4本(大きめ3本、普通サイズ1本)だったのだけど、元から水をこまめに飲まないと脚が攣りやすいのでチビチビ飲んでいたのだけど、この時点で既にラスト1本に。

誰かにもらうか? 一回ピットインするか?と考えていたのだけど、なんとスタート地点でカトチェが応援してくれている!! 後で聞いたところ、ツールド桜川というサイクリングイベントに参加したあとに駆けつけてくれたらしい! 

通過時に「水ちょうだーい!」と叫んでボトルを投げる。次のLAPで無事受け取る。ほんとありがとう。

ナガス選手も水がない、というので「これにもちょうだい」とカトチェにお願いする。これも無事受け取る。ありがとう。

ローテできるのは7ソロ3人(クロサワ選手、ナガス選手、私)とあと2人くらい。しばらく淡々と。

クロサワ選手はアップライトなポジションながら力強いペダリング。登りのダンシングで自然と後ろがツキギレするくらいパワフル。エンデューロが大得意らしく、体力的にもまったく不安はなさそう。

ナガス選手は大きな体でキレイなペダリング。若いのでまだまだ伸びるでしょう。

ここまでツキイチながらも頑張ってついてきていたReady Go Japan の選手が切れてしまい、待とうとしたけど、監督が「もういいよ。」というので待たず。

とはいえ、6時間経過時点で自分もだんだんキツクなってきて弱気な気持ちが顔を見せ始める。心拍もどんどんあがらなくなってくる。

「疲れてる気がするだけ。気のせいだ、気のせい。」と言い聞かせて、ひたすらガマン。登りでガシガシ踏むクロサワ選手はまだまだ元気。先頭牽き終わって後ろに下がっていくときも他の選手の様子をみながら余裕たっぷり。

ラスト20分ほどでナガス選手が切れてしまい、7ソロはクロサワ選手と私だけ。あとチーム参加の方がライバルと争っているらしくローテにも加わってくれている。

で、最終LAP。登りでいかれるかと思ったけどそのまま。

最終コーナーでクロサワ選手の前に出されてラスト400m。下り基調ということもあり踏まずに回してタイミングを計る。

後ろに気をつけていたのだけど、加速されて横に並ばれた瞬間にダンシングしようとしたら両ふとももを攣ってしまい、モガけず終了。

2位でゴール。


結果としてはクロサワ選手に次いで2位でしたけど、実力差は大きいな〜と感じた。

今度はもっと戦えるように練習頑張るぞ。


参加された方、大会関係者のみなさまありがとうございました。


【備忘録】

  • ボトルは計5本。3Lちょいかな。
  • 補給食はおにぎりx1、カントリーマアムx3、羊羹x1、ウィダーインゼリーx1、パワージェルx2、メイタンCCx3、塩あめx2
  • レース前半はなるべく脚を温存するために心肺で走るように心がけた。水も小まめに摂っていたし、脚を攣る前兆もほとんどなかったけど、後半になって心拍がぜんぜん上がらなくなってからは力が入らずキツかった。
  • きついコーナーが多く立ち上がりでインターバルがかかるひたちなかのコースではR-SYSで十分だった。長いストレートも無いしディープリムは必要ないんじゃないかな? クロサワ選手もユーラスだったし。